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30代半ば、アパート近くに、結婚相談所がありました。・・・
30代半ば、アパート近くに、結婚相談所がありました。
結婚にはあまり興味がなく、毎晩ウオーキングで目にしていたせいか、そこが気にはなっていました。
ある日、結婚相談所に感じのいいおばあちゃんがいました。
その方が相談所のオーナーだとわかり、試に足を運んでみたのです。
おばあちゃんは、笑顔でやさしく迎えてくれて、ぼくの年や職業、出身地などいろいろ訊いてきました。
次に女性のリストを見せてくれたのです。
リストには、10名近くの方が名前を伏せた状態で載っているのです。
そのときぼくは思ったのです。
やはり相談所に来る女性というのは、たいしたことはない、と。
たしかにぼくの好みもありますが、世間常識から言ってどうしても首を傾げたくなる女性ばかりなのです。
ぼくはリストを見たあと、笑顔であいさつをして、相談所を後にしました。
初日だったこともあり、あいさつがわりということで相談料は無料でした。
これでお金を取られていたら、訴えようかと思ってくらいです。
「またいつでも来てね。
まっているから」とやさしい声がぼくの背中にずしんときました。
ぼくは聞こえないふりをして足早に去って行きました。
それからウオーキングで相談所の前を毎晩のように通りますが、事務所は煌々としていましたが、ほとんどと言っていいほど人けはなかったのです。
稀に男性を見ますが、50代くらいの男性や、身なりの悪い人やらで、自分がこの中の1人だったということを考えると、嫌気がさしてきたのです。
その後、この相談所の前を歩かないようにしたのです。
自分の知り合いも相談所に足を運んだことがあり、ブサイクな女性ばかりだったと聞いております。
相談所に来るのは、女性は男性からモテない、あるいは魅力ある女性ではあり、仕方なくお願いしに来るのです。
そんなことを知らずに、人のいいおばあちゃんのことを考えて、自分が足を運んだことに罪悪感を持っています。
この相談所にかぎらず、どこの相談所もダメな女性ばかりかもしれません。
中には暴力団がかかわって、高い入会金を支払わせるところも横行しているくらいですから注意しないといけないと思いました。
あれから2年後、相談所は無くなっていました。
もしかしたらあのおばあちゃんが亡くなったのか、あるいは経営困難に陥ったのか定かではないです。
おそらく人が来ないので、経営困難の見方が強いです。
女性は自分で見つけるもの。
あるいは親しい人から紹介。
そんな感じでいいのかもしれません。
結婚は一生に一度の決断です。
長い人生・・・
結婚は一生に一度の決断です。
長い人生の中で一緒に過ごす相手ですから慎重に選びたいと思っている人も多いでしょう。
私は今まで何人かの彼氏がいましたが、結婚したいと思える相手ではありませんでした。
若い頃は勢いで結婚したいなんて言っていましたが、今思うと踏み切らなくて正解だと思っています。
男性の好みも年を取るごとに変わってきていて、最近は包容力のある落ち着いた男性と出会いたいと思っていましたがなかなか見つかりませんでした。
そう思っているときに、結婚相談所のことを知りました。
私の友人が最近結婚したのですが、お相手とは結婚相談所で知り合ったのです。
大阪にはたくさんの結婚相談所が存在しているので、いろいろ見学に行ってみたらいいよとアドバイスをもらったので一番近くにある結婚相談所に行くことにしました。
やはり最初はドキドキしましたが、合わなければ辞めたらいいと思いながら入ってみると、スタッフの方が声をかけて下さいました。
とても雰囲気の良い親切な方でしたので、話しやすくて安心しました。
結婚を考えているけれどなかなか理想の相手が見つからないと相談してみると、焦って相手を探しているときは見つからないものなので、焦らずにゆっくりと探していきましょうと言って下さいました。
その言葉に心がホッとしました。
いろいろ見学するつもりでしたが、スタッフの方が感じがよかったのでこちらでお願いすることにしました。
好みのタイプを詳しく伝えておけば、より理想に近い相手と出会うことができるということでしたので、私の趣味は旅行なのですが、旅行が好きで優しい男性をリクエストしました。
その数日後、スタッフの方から連絡をいただき結婚相談所に向かうと、理想の相手が見つかったとのことでした。
お相手の情報を見せていただくと、私の理想にとても近かったので一度お会いすることにしました。
それから数回デートを重ねて、ついに結婚をすることが決まりました。
私は大阪の女子短大に通っていたのですが、まわりにプチセレブ・・・
私は大阪の女子短大に通っていたのですが、まわりにプチセレブのような女の子が多かったので、彼女たちの華やかな生活ぶりを見るにつけて、「あのような生活がしたいなあ」と強く願うようになりました。
それでも、最初は、大手の会社に就職して、そこで良い人を見つけようと考えていたので、とにかく良い成績をとって就職することを優先させました。
そして、無事就職はできたのですが、仕事に慣れるまで、とても結婚相手を探すなどということにまで目が向きませんでした。
ようやく、仕事にも慣れた頃には、周りのかわいい女の子達はどんどん結婚がきまってやめていってしまいました。
それがとてもくやしくて、「私もセレブ・エリートと男性と結婚するんだ」と短大時代の夢を再び思い出しました。
自分の職場にはそのような男性はいないし、紹介してもらえるような知り合いもいません。
なので、ネットで色々と調べて、セレブ・エリート男性だけが集まる結婚相談所に入会しようと考えました。
しかし、今の私がいきなり入会しても、魅力もアピールできるものもないと考えたので、小さい頃から習っていて、就職してからやめてしまったお茶とお花のお稽古にまた通い始め、同時に料理教室にも通い始めました。
教室でできた友達にも刺激されて、自分を磨いて高めていこうという意識を強く持てるようになりました。
半年くらいはそうしてお稽古事をこなしながら、どの結婚相談所が良いのか、いろいろと情報を集めていました。
いくつもかけもちはできませんから、真剣に選びました。
その結果、あまり大きすぎず、今までの実績がしっかりしているところに決めました。
最初にカウンセリングに出かけたときも、とても良い感じを受けて「ここなら大丈夫そうだ」と感じました。
習いごとが支えになったわけではありませんが、アピールできる事があったおかげで、明るく前向きに進むことができたのが良かったのか、何人かの方からお話をいただくことができて、その中の一人の方とおつきあいを続けて、先月婚約することができました。
これも、こまめにお世話をしてもらえたおかげだと思っています。
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